アップグレード: MarkLogicデータハブ 5.2
前提条件:
以下が必要です。
- Java SE JDK 8以降
- MarkLogicサーバー(「バージョン互換性」を参照してください)
- Gradle 4.6以降
- ChromeまたはFirefox(QuickStart用)
このバージョンにアップグレードした場合、ステージングおよびファイナルデータベースにおいて再インデックス付けがトリガーされます。 詳細については、リリースノートを参照してください。
アップグレードを実行する前に、過去のプロジェクトファイルを必ずアーカイブしてください。
このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。
- Data Hub 5.1 » 5.2
- Data Hub 5.0 » 5.2
手順
- プロジェクトのルートディレクトリで、Gradeのプロパティプラグイン設定とデータハブプラグイン設定を使用して、build.gradleファイルを作成します。
以下をbuild.gradleファイルにコピーし、com.marklogic.ml-data-hubのバージョン番号を、使用しているデータハブのバージョンに置き換えます。
plugins { // Gradle Properties plugin id 'net.saliman.properties' version '1.4.6' // データハブ plugin id 'com.marklogic.ml-data-hub' version '5.2.0' }
net.saliman.properties
Gradleプロパティプラグイン Gradleデプロイ用に別環境を作成し、gradle-{env}.propertiesファイルをセットアップできます。この{env} は環境名です。Gradleタスクを実行する場合は、environmentNameを使用してターゲット環境を指定できます。詳細については、https://github.com/stevesaliman/gradle-properties-pluginを参照してください。 com.marklogic.ml-data-hub
データハブ plugin データハブ固有のコマンドを使用して、ml-gradleプラグインを拡張します。 - プロジェクトのルートで、hubUpdateを実行します。
-iオプション(infoモード)を使用してhubUpdateタスクを実行すると、タスクの詳細(変更された設定など)が表示されます。
./gradlew hubUpdate -i gradlew.bat hubUpdate -i - Gradle.propertiesfairuwoファイルをアップデートします。
- mlDHFVersionの値を
5.2.0
に変更します。mlDHFVersion=5.2.0
- (推奨)モジュールにおいて新規Data Hub 5.2のデフォルトパーミッション(
data-hub-module-reader,read,data-hub-module-reader,execute,data-hub-module-writer,update,rest-extension-user,execute
)を使用するにはmlModulePermissions
を削除します。
- mlDHFVersionの値を
- GradleタスクmlRedeployを実行します。
./gradlew mlRedeploy -i gradlew.bat mlRedeploy -i
このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。
- DHF 4.3 » Data Hub 5.2
手順
- プロジェクトのルートディレクトリで、Gradeのプロパティプラグイン設定とデータハブプラグイン設定を使用して、build.gradleファイルを作成します。
以下をbuild.gradleファイルにコピーし、com.marklogic.ml-data-hubのバージョン番号を、使用しているデータハブのバージョンに置き換えます。
plugins { // Gradle Properties plugin id 'net.saliman.properties' version '1.4.6' // データハブ plugin id 'com.marklogic.ml-data-hub' version '5.2.0' }
net.saliman.properties
Gradleプロパティプラグイン Gradleデプロイ用に別環境を作成し、gradle-{env}.propertiesファイルをセットアップできます。この{env} は環境名です。Gradleタスクを実行する場合は、environmentNameを使用してターゲット環境を指定できます。詳細については、https://github.com/stevesaliman/gradle-properties-pluginを参照してください。 com.marklogic.ml-data-hub
データハブ plugin データハブ固有のコマンドを使用して、ml-gradleプラグインを拡張します。 - プロジェクトのルートで、hubUpdateを実行します。
-iオプション(infoモード)を使用してhubUpdateタスクを実行すると、タスクの詳細(変更された設定など)が表示されます。
./gradlew hubUpdate -i gradlew.bat hubUpdate -i hubUpdateにより、以下のアーティファクトが自動的に新しいプロジェクトに移動されます。
以前のプロジェクトから データハブ 5.2.0プロジェクトへ your-project-root/plugins/entities/entity1/entity1.entity.json ... your-project-root/plugins/entities/entityN/entityN.entity.json
inputフォルダおよびharmonizeフォルダは、同じplugins/entities/entity*フォルダ内に残ります。
your-project-root/entities/entity1.entity.json ... your-project-root/entities/entityN.entity.json
your-project-root/plugins/mappings(ディレクトリ全体) your-project-root/mappings - Gradle.propertiesfairuwoファイルをアップデートします。
- mlDHFVersionの値を
5.2.0
に変更します。mlDHFVersion=5.2.0
- (推奨)モジュールにおいて新規Data Hub 5.2のデフォルトパーミッション(
data-hub-module-reader,read,data-hub-module-reader,execute,data-hub-module-writer,update,rest-extension-user,execute
)を使用するにはmlModulePermissions
を削除します。
- mlDHFVersionの値を
- GradleタスクmlRedeployを実行します。
./gradlew mlRedeploy -i gradlew.bat mlRedeploy -i
このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。
- DHF 4.2 » Data Hub 5.2
- DHF 4.1 » Data Hub 5.2
- DHF 4.0 » Data Hub 5.2
手順
- DHF 4.3にアップグレードして新しいロールを適用します。
- DHF 4.3からデータハブ 5.2.0にアップグレードします。
このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。
- DHF 3.x以前のバージョン » Data Hub 5.2
手順
- DHF 4.3にアップグレードします。
データハブ 4.xリリースでは極めて大きな変更がなされました(プロジェクトディレクトリ構造、セキュリティロール、データベースなど)。これらの変更のため、手作業で設定ファイルを更新し、データハブ 4.3.2バージョンのGradleタスクを実行し、プロジェクトおよび環境を正しく再構成する必要があります。その後、データハブのアップグレードに進む前にテストを実行してください。詳細については、Upgrade to DHF 4.3の「Upgrade Notes」および「Additional Upgrade Notes」セクションを参照してください。
データハブフレームワーク2.x、3.x、4.xで読み込みおよび処理したデータは、データハブ 5.xとの互換性はありません。このため、アップグレードする代わりに5.xを直接インストールすることもできますが、その際、2.x/3.x/4.xのフローやステップを5.xで再度作る必要があります。またカスタムコードをアップデートする必要もあるでしょう。
- DHF 4.3からデータハブ 5.2.0にアップグレードします。