Gradleによるプロジェクトの作成

始める前に

以下が必要です。

手順

  1. Gradleラッパーをインストールします。
    gradle wrapper --gradle-version 4.6
  2. データハブプロジェクト用のディレクトリを作成します。このディレクトリは、「プロジェクトルート」または単に「ルート」と呼ばれています。
  3. コマンドラインウィンドウを開き、プロジェクトのルートディレクトリに移動します。
  4. プロジェクトのルートディレクトリで、Gradeのプロパティプラグイン設定とデータハブプラグイン設定を使用して、build.gradleファイルを作成します。

    以下をbuild.gradleファイルにコピーし、com.marklogic.ml-data-hubのバージョン番号を、使用しているデータハブのバージョンに置き換えます。

       plugins {
          // Gradle Properties plugin
          id 'net.saliman.properties' version '1.4.6'
    
          // データハブ plugin
          id 'com.marklogic.ml-data-hub' version '5.2.0'
      }
    
    net.saliman.properties Gradleプロパティプラグイン Gradleデプロイ用に別環境を作成し、gradle-{env}.propertiesファイルをセットアップできます。この{env} は環境名です。Gradleタスクを実行する場合は、environmentNameを使用してターゲット環境を指定できます。詳細については、https://github.com/stevesaliman/gradle-properties-pluginを参照してください。
    com.marklogic.ml-data-hub データハブ plugin データハブ固有のコマンドを使用して、ml-gradleプラグインを拡張します。
  5. データハブプロジェクトを初期化します。
    ./gradlew hubInit -igradlew.bat hubInit -i

タスクの結果

結果の例です。

   ##############################
  # Your Data Hub Project is ready.
  ##############################

  - Set username and password
      There are several ways to do this.The easiest is to set mlUsername and mlPassword in gradle.properties.
      For other approaches see: https://github.com/marklogic/marklogic-data-hub/wiki/Password-Management

  - To deploy your application into MarkLogic...
      gradle mlDeploy    # this will bootstrap your application
      gradle mlLoadModules        # this will load your custom plugins into MarkLogic

  - Full list of gradle tasks: 
      https://github.com/marklogic/marklogic-data-hub/wiki/Gradle-Tasks

  - Curious about the project structure? 
      Look here: https://github.com/marklogic/marklogic-data-hub/wiki/Project-Directory-Structure

  BUILD SUCCESSFUL

  Total time: 1.932 secs

次のタスク

MarkLogicサーバーとの通信に使用するデータハブプラグインのユーザー名とパスワードを指定します。詳細は、Gradleによるセキュリティ資格情報の設定を参照してください。