QuickStartによるPIIの有効化
始める前に
以下が必要です。
- Java SE JDK 8以降
- MarkLogicサーバー(「バージョン互換性」を参照してください)
- ChromeまたはFirefox(QuickStart用)
このタスクについて
手順
- プロパティをPII(個人情報)としてマークするには、エンティティモデルの定義を編集します。
PIIのエンティティプロパティを含むモデルを保存すると、QuickStartにより、モデルからセキュリティ設定ファイルが自動的に生成されます。具体的には、次のように動作します。
- モデルディスクリプタをファイナルデータベースにデプロイします。
- モデル内のPIIプロパティのセキュリティ設定を生成するようにMarkLogicにリクエストします。
- 得られた設定ファイルをプロジェクトに保存します。
PIIセキュリティ設定ファイルは、プロジェクトの次の場所に保存されます。
- 保護されたパスは、PROJECT_DIR/src/main/ml-config/security/protected-paths/に保存されます。
- クエリロールセットは、PROJECT_DIR/src/main/ml-config/security/protected-paths/に保存されます。
- 生成されたPIIセキュリティ設定ファイルをファイナルデータベースにデプロイします。
タスクの結果
設定ファイルのデプロイ後、
- pii-readerロールのユーザーのみが、表示を許可されているハーモナイズされたドキュメントのPIIプロパティを見ることができます。
- pii-readerロールを持たないユーザーに対してドキュメントを表示する場合、PIIプロパティは完全に除外されます(プロパティ名も値も表示されません)。