データハブクライアントJARによるフローの実行

Gradleやプロジェクトファイルへの依存を避けるため(特に本番環境において)、データハブはクライアントJARを提供しています。これはJava仮想マシン(JVM)にしか依存しません。

始める前に

以下が必要です。

手順

  1. Data HubクライアントJAR(marklogic-data-hub-5.2.0-client.jar)をローカルディレクトリにダウンロードします。
  2. runFlowコマンドでこのJARを実行します。
    java -jar marklogic-data-hub-5.2.0-client.jar runFlow -host localhost -username yourusername -password yourpasswordornothing -flowName YourFlowName -steps 2,3 -PanyDataHubProperty=newPropertyValue
    -host
    (必須)MarkLogicサーバーホスト。
    -username
    (必須)フロー実行のパーミッションを持つロールに割り当てられたセキュリティアカウントのユーザー名。例:flow-operator-role。詳細は、ユーザーとロールを参照してください。
    -password
    (必須)指定したセキュリティアカウントのパスワード。セキュリティを高めるため、パラメータの後ろに値を指定しないでください。これによりパスワードの入力が要求されるようになります。
    -flowName
    (必須)実行するフローの名前。
    -steps
    部分実行に使用されるもの。実行するステップの番号のカンマ区切りリスト。
    -P<anyDataHubProperty>=<newPropertyValue>
    gradle.propertiesにあるあらゆるData Hubプロパティを上書きします。詳細は、Gradleのプロパティを参照してください。例:-PmlStagingPort=8410
    ヒント: 可能なパラメータの全リストを表示するには、パラメータなしで以下のJARを実行します。
    java -jar marklogic-data-hub-5.2.0-client.jar