スマートマスタリングのコアプロジェクトのインポート

スマートマスタリングコアを使ってデータのマッチング/マージングルールを定義している場合、これをデータハブフロー内のマスタリングステップにマッチ/マージルールとしてインポートできます。

手順

  1. スマートマスタリングコアを、最新の1.3.xバージョンにアップグレードします。
    1. スマートマスタリングコアのbuild.gradleファイル内で、スマートマスタリングコアのバージョンを1.3.0に変更します。
    2. GradleタスクmlDeployを実行します。
      ./gradlew mlDeploy -igradlew.bat mlDeploy -i

    想定される互換性の問題については、スマートマスタリングコアのupgrade.mdを参照してください。

  2. JSON形式のスマートマスタリングコアのオプションを入手します。

    以下のRESTエンドポイントを使って、スマートマスタリングコアのオプションを抽出します。

    • マッチオプション:/v1/resources/sm-match-options?rs:name=your-options-name
    • マージオプション:/v1/resources/sm-merge-options?rs:name=your-options-name
  3. データハブ内でプロジェクトを作成します。
  4. フローを作成します。
  5. マスタリングステップを作成します。
  6. フロー定義ファイルを手作業で編集し、スマートマスタリングのオプションに追加します。
    1. フロー定義ファイル(今回のプロジェクトのルート/flows/今回のフロー名.flow.json)内でstepsノードに移動します。次にマスタリングステップ内のoptionsプロパティに移動します。
    2. optionsプロパティのmatchOptionsおよびmergeOptionsの値を、スマートマスタリングコアプロジェクトから抽出した適切なJSONに設定します。

    例:

       {
        "name" : "MyFlow",
        ...
        "steps" : {
          ...
          "3" : {
            "name" : "MyMasteringStep",
            "description" : "",
            "options" : {
              ...
              "mergeOptions" : {
                *** Replace this value with the appropriate JSON from your Smart Mastering Core project.***
              },
              "matchOptions" : {
                *** Replace this value with the appropriate JSON from your Smart Mastering Core project.***
              },
              "sourceCollection" : "MyMappingStep",
              "targetDatabase" : "data-hub-FINAL"
            },
            ...
            "stepDefinitionName" : "default-mastering",
            "stepDefinitionType" : "MASTERING"
          },
          ...
        }
      }
    
  7. 変更をデプロイします。
    ./gradlew mlDeploy -igradlew.bat mlDeploy -i