MarkLogicデータハブ 5.2 - リリースノート
データハブ5.2.0
データハブ5.2.0には、以下のような新機能および変更があります。
パフォーマンス
マスタリングのパフォーマンスを向上させる新しいインデックス
このバージョンでは、マスタリングのパフォーマンスを向上させるための新しいインデックスがステージングおよびファイナルデータベースに追加されています。アップグレード後に最初にアプリケーションをデプロイする際に、これらのデータベースに対して再インデックス付けが実行されます。再インデックス付けの間は、いくつかのサービスが利用できません(検索やマスタリングなど)。
データベース内のデータの量に応じて、再インデックス付けにかかる時間は変わってきます。詳細は、「How reindexing works, and its impact on performance(再インデックス付けはどのように機能するのか、またパフォーマンスにおけるその影響)」を参照してください。
セキュリティ
新しいセキュリティロール
- data-hub-operator
- data-hub-developer
- data-hub-admin
- data-hub-security-admin
- data-hub-monitor
従来のセキュリティロールも利用可能ですが、新しいロールの方が推奨されます。
MarkLogic サーバー 10.0-3が必要です。
詳細は、ユーザーとロールを参照してください。
ツール
ローカルのプロジェクトファイルがなくてもフローを実行できる新しいJavaメソッド
Data Hub Java APIのFlowRunner
クラスに、新しいrunFlow
メソッドが追加されました。これはローカルファイルシステム内にプロジェクトファイルを必要としません。このメソッドは、FlowInputs
タイプのパラメータ1つを受け取ります。フローをプログラム的に実行する場合、このメソッドが推奨されます。
従来のrunFlow
メソッドは、後方互換の目的でのみ保持されています。
詳細は、データハブのJava APIによるフローの実行を参照してください。
フロー実行用の新しいクライアントJAR
フローを実行するためのクライアントJARが新しく導入されました。このフロー実行方法はJVMのみに依存します。プロジェクトファイルやGradleは不要です。
詳細は、データハブクライアントJARによるフローの実行を参照してください。