手作業によるマッピング定義の作成

マッピングを手作業で作成する場合、最初にソースデータセットを読み込んでおく必要はありません(しかしどのようなソースフィールドがあるのかは把握しておく必要があります)。

始める前に

以下が必要です。

このタスクについて

このタスクでは、マッピング定義ファイルをコピーし、これをカスタマイズします。

手順

  1. your-project-root/mappings/yourflowname-yourmappingstepname内でファイルを作成します。ファイル名はyourflowname-yourmappingstepname-version.mapping.jsonの形式である必要があります。
  2. テキストエディタを開き、マッピング定義テンプレートを自分のマッピング定義ファイルにコピーします。その際に、値を適宜置き換えます。

    エンティティプロパティのそれぞれに値を割り当てることができます。以下の方法があります。

    • ソースフィールドの値を直接割り当てる。
    • カスタムあるいはビルトインの関数(Data HubTDE)を使って、1つあるいは複数のソースフィールドに基づいて値を計算する。
    • 値を算出する式を使用する。

以下の例では、フィールドの値をエンティティプロパティに直接割り当てています。その際に、カスタム関数sumFunctionを使って値を計算し、その値を判断するのに条件式を使っています。

   {
    "language" : "zxx",
    "name" : "MyFlow-MyMappingStep",
    "description" : "",
    "version" : 1,
    "targetEntityType" : "MyEntity-0.0.1/MyEntity",
    "sourceContext" : "/",
    "sourceURI" : "",
    "properties" : {
      "id": {
        "sourcedFrom": "CustomerID"
      },
      "sum": {
        "sourcedFrom": "sumFunction(Number, AnotherNumber)"
      }
      "customerPriority": {
        "sourcedFrom": "if (LifetimePurchases gt 500000) then 'Pri1'"
      }
    }
  }

次のタスク

マッピング定義の名前とバージョンを自分のマッピングステップに付けます。その後、このフローを実行します。例:

   "mapping" : {
    "name" : "MyFlow-MyMappingStep",
    "version" : 1
  },