マッピング定義ファイル
マッピング定義の情報です。
マッピングでは、ソースデータセットのフィールドとエンティティモデルのプロパティの間の対応関係を定義します。フロー内のマッピングステップでは、マッピング定義ファイルを使用します。
すべてのマッピング定義ファイルは、your-project-root/mappings/yourflowname-yourmappingstepnameディレクトリにJSONとして保存されます。ファイル名はyourflowname-yourmappingstepname-version.mapping.jsonの形式である必要があります。例えば、ProductMappingというマッピングの最初のバージョンは、your-project-root/mappings/MyFlow-ProductMapping/MyFlow-ProductMapping-0.mapping.jsonという名前で保存されます。
詳細は、マッピングについてを参照してください。
マッピング定義ファイルのテンプレート
{
"language" : "zxx",
"name" : "MyFlow-MyMappingStep",
"description" : "",
"version" : 1,
"targetEntityType" : "http://example.org/MyEntity-0.0.1/MyEntity",
"sourceContext" : "/",
"sourceURI" : "/q/data-hub/....json",
"properties" : {
"my-entity-property-1": {
"sourcedFrom": "my-source-field-1"
},
"my-entity-property-2": {
"sourcedFrom": "myFunction( my-source-field-X, my-source-field-Y )"
}
}
}
フィールド | 説明 |
---|---|
language | ソースレコードの言語(定義されている場合)。それ以外の場合は、zxx となります。 |
name | マッピングの名前です。QuickStartで生成した場合、形式はyourflowname-yourmappingstepname となります。 |
description | (オプション)マッピングの説明です。 |
version | マッピングのゼロベースのバージョンです。この値は、ファイル名のバージョン部分とマッチする必要があります。 |
targetEntityType | マッピングの対象となるエンティティのURI。QuickStartで生成した場合、形式はyourentitybaseuri/yourentityname-yourentityversion/yourentityname となります。 |
sourceContext | ソースのJSONにおいてソースフィールドが存在するルート。 |
sourceURI | ソースフィールドを抽出する対象となるソースレコードのURI。 |
properties | キー/バリューのペア。以下のようになっています。
例えば、
sourcedFrom の値としては以下が想定されます。
|
sourcedFrom式
sourcedFrom
内の式は、XPath 2.0標準に準拠する必要があります。例:
式 | 例 | 説明 |
---|---|---|
for ... in ... return ... |
|
標準に準拠する必要があります。items/* の最後の項目が割り当てられます。 |
if (...) then ... else ... |
|
エンティティプロパティには、文字列「high」あるいは「low」のいずれかが割り当てられます。 |
式において以下の演算子を使用できます。
算術演算子 | + , - , * , idiv , div , mod |
比較演算子 | is , eq , ne , lt , le , gt , ge , = , != , < , <= , > , >= , << , >> |
論理演算子 | AND , OR |