MarkLogicサーバーとデータハブは、複数の環境(開発、QA、本番、ローカルなど)で設定できます。特定の環境でml-gradleタスクを実行する前に、その環境のプロパティファイルを設定する必要があります。
手順
- ファイル名がgradle-{env}.propertiesという形式のpropertiesファイルを作成します。ここで、{env}はファイルの対象となる環境です。
例:
- 開発環境の場合は、gradle-dev.propertiesというファイルを作成します。
- QA環境の場合は、gradle-qa.propertiesというファイルを作成します。
- 本番環境の場合は、gradle-prod.propertiesというファイルを作成します。
デフォルトでは、データハブはローカル環境に対応するgradle-local.propertiesを使用します。
- 適切なpropertiesファイル内に環境固有のプロパティ設定を入力します。こうした環境ファイルのコンテンツにより、gradle.propertiesファイルで設定されている値がすべてオーバーライドされます。
- 実行時に環境を指定するには、-PenvironmentName=xxxオプションを使用します。
例:本番(prod
)環境に対してGradleコマンドを実行するには、次のように指定します。./gradlew taskname ... -PenvironmentName=prod ...gradlew.bat taskname ... -PenvironmentName=prod ...