マッピング

モデル間のマッピングについて

データモデルは、データの構造化の方法を定義します。データセットの各フィールドは、データモデルが明示的に定義されていない場合でも、データモデルのプロパティに対応します。

ソースデータセットには、相互に異なるデータモデルが存在する場合があります。例えば、あるデータセットに「family-name」というフィールドがあり、別のデータセットでは同じフィールドがsurnameと名付けられている場合があります。

モデル間マッピングは、ソースデータセット（データモデル）のフィールド（プロパティ）を標準化されたデータモデルのプロパティに関連付けて、ソースに関係なくデータに簡単にアクセスできるようにするプロセスです。

例えば、標準化されたデータモデルにプロパティlastnameを作成できます。lastnameの値をリクエストすると、ソースフィールドがfamily-nameまたはsurnameのどちらであっても、正しい値が返されます。

MarkLogicデータハブでのマッピング

データハブでは、標準化されたモデルはエンティティモデルです。エンティティモデルは、エンティティまたはビジネスオブジェクトの標準的な表現です。

マッピングを設定するには、以下が必要です。

• 作成するエンティティモデル
• ソースデータセットから読み込む少なくとも1つのレコード

マッピングの設定は、QuickStartを使用すると最も簡単に行えます。QuickStartでは、STAGINGデータベースから読み込まれたレコードを選択して、エンティティモデルのプロパティにマッピングできるソースフィールドを決定します。別の読み込まれたレコードを選択して、選択可能なソースフィールドのリストを生成できます。