MarkLogicデータハブ5.1へのアップグレード

前提条件:

以下が必要です。

重要:アップグレードを実行する前に、過去のプロジェクトファイルを必ずアーカイブしてください。
重要:データハブサービス環境にデプロイする場合、データハブ v5.x用にDHS環境をアップグレードする必要があります。この際、必ずサポートにお問い合わせください。

このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。

  • DHF 5.0 » 5.1

手順

  1. プロジェクトのルートディレクトリで、Gradeのプロパティプラグイン設定とデータハブプラグイン設定を使用して、build.gradleファイルを作成します。

    以下をbuild.gradleファイルにコピーし、com.marklogic.ml-data-hubのバージョン番号を、使用しているデータハブのバージョンに置き換えます。

       plugins {
          // Gradle Properties plugin
          id 'net.saliman.properties' version '1.4.6'
    
          // Data Hub plugin
          id 'com.marklogic.ml-data-hub' version '5.1.0'
      }
    
    net.saliman.properties Gradleプロパティプラグイン Gradleデプロイ用に別環境を作成し、gradle-{env}.propertiesファイルをセットアップできます。この{env} は環境名です。Gradleタスクを実行する場合は、environmentNameを使用してターゲット環境を指定できます。詳細については、https://github.com/stevesaliman/gradle-properties-pluginを参照してください。
    com.marklogic.ml-data-hub データハブプラグイン データハブ固有のコマンドを使用して、ml-gradleプラグインを拡張します。
  2. プロジェクトのルートで、hubUpdateを実行します。

    -iオプション(infoモード)を使用してhubUpdateタスクを実行すると、変更された設定など、タスクの詳細が表示されます。

    ./gradlew hubUpdate -igradlew.bat hubUpdate -i
  3. gradle.propertiesファイルを更新します。mlDHFVersionの値を5.1.0に変更します。
    mlDHFVersion=5.1.0
  4. GradleタスクmlRedeployを実行します。
    ./gradlew mlRedeploy -igradlew.bat mlRedeploy -i
    ヒント:Gradleの-iオプションを使ってinfoレベルのロギングができます。

このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。

  • DHF 4.3 » 5.1

手順

  1. プロジェクトのルートディレクトリで、Gradeのプロパティプラグイン設定とデータハブプラグイン設定を使用して、build.gradleファイルを作成します。

    以下をbuild.gradleファイルにコピーし、com.marklogic.ml-data-hubのバージョン番号を、使用しているデータハブのバージョンに置き換えます。

       plugins {
          // Gradle Properties plugin
          id 'net.saliman.properties' version '1.4.6'
    
          // Data Hub plugin
          id 'com.marklogic.ml-data-hub' version '5.1.0'
      }
    
    net.saliman.properties Gradleプロパティプラグイン Gradleデプロイ用に別環境を作成し、gradle-{env}.propertiesファイルをセットアップできます。この{env} は環境名です。Gradleタスクを実行する場合は、environmentNameを使用してターゲット環境を指定できます。詳細については、https://github.com/stevesaliman/gradle-properties-pluginを参照してください。
    com.marklogic.ml-data-hub データハブプラグイン データハブ固有のコマンドを使用して、ml-gradleプラグインを拡張します。
  2. プロジェクトのルートで、hubUpdateを実行します。

    -iオプション(infoモード)を使用してhubUpdateタスクを実行すると、変更された設定など、タスクの詳細が表示されます。

    ./gradlew hubUpdate -igradlew.bat hubUpdate -i

    hubUpdateにより、以下のアーティファクトが自動的に新しいプロジェクトに移動されます。

    以前のプロジェクトから データハブ 5.1.0プロジェクトへ
       your-project-root/plugins/entities/entity1/entity1.entity.json
      ...
      your-project-root/plugins/entities/entityN/entityN.entity.json
    

    inputフォルダおよびharmonizeフォルダは、同じplugins/entities/entity*フォルダ内に残ります。

       your-project-root/entities/entity1.entity.json
      ...
      your-project-root/entities/entityN.entity.json
    
    your-project-root/plugins/mappings(ディレクトリ全体) your-project-root/mappings
  3. gradle.propertiesファイルを更新します。mlDHFVersionの値を5.1.0に変更します。
    mlDHFVersion=5.1.0
  4. GradleタスクmlRedeployを実行します。
    ./gradlew mlRedeploy -igradlew.bat mlRedeploy -i
    ヒント:Gradleの-iオプションを使ってinfoレベルのロギングができます。

このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。

  • DHF 4.2 » 5.1
  • DHF 4.1 » 5.1
  • DHF 4.0 » 5.1

手順

  1. DHF 4.3にアップグレードして新しいロールを適用します。
  2. DHF 4.3からデータハブ5.1.0にアップグレードします。

このタブの注意と手順は、以下のアップグレードパスに対応しています。

  • DHF 3.x以前のバージョン » 5.1

手順

  1. DHF 4.3にアップグレードします。

    Data Hub 4.xリリースでは極めて大きな変更がなされました(プロジェクトディレクトリ構造、セキュリティロール、データベースなど)。これらの変更のため、手作業で設定ファイルを更新し、データハブ 4.3.2バージョンのGradleタスクを実行し、プロジェクトおよび環境を正しく再構成する必要があります。その後、データハブのアップグレードに進む前にテストを実行してください。詳細については、Upgrade to DHF 4.3の「Upgrade Notes」および「Additional Upgrade Notes」セクションを参照してください。

    データハブフレームワーク2.x、3.x、4.xで読み込みおよび処理したデータは、データハブ5.xとの互換性はありません。このため、アップグレードする代わりに5.xを直接インストールすることもできますが、その際、2.x/3.x/4.xのフローやステップを5.xで再度作る必要があります。またカスタムコードをアップデートする必要もあるでしょう。

  2. DHF 4.3からデータハブ5.1.0にアップグレードします。